地球温暖化がもたらす悪影響とは?気候変動の原因なども解説

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2025年11月6日。ブラジルで地球の気候変動に対する対策を会議する、COP30首脳級会合が行われました。
今回はCOP30首脳級会合で、議論された気候変動の地球温暖化などがもたらす悪影響や、現在考えられている原因について詳しくまとめました。

地球温暖化とは?

地球温暖化とは、人間の活動が活発になるにつれて、大気中に含まれる二酸化炭素(CO₂)等「温室効果ガス」が大気中に放出され、地球全体の平均気温が上昇している現象のことです。
引用: https://www.gas.or.jp

この地球温暖化による温室効果ガスの増加によって、発生する問題が以下の通りだと言われています。

温室効果ガスの増加により地表面や海水の温度が上昇し、生態圏の変化や海水面上昇といった気温上昇に伴う二次的な諸問題のことを指します。
引用: https://www.jccca.org

これらのメカニズムによって、年々地球の平均気温が上昇傾向にあると言われています。

仮に「温室効果ガス」をゼロとした場合、地球の平均気温は、現在の約14度から約マイナス19度まで下がると言われています。

それほど、温室効果ガスは地球の気温上昇と関係していると同時に、必要不可欠な存在とも言えます。

地球の平均気温が上がるとどんな悪影響が?

現在世界では、2015年に定められたパリ協定により、1.5℃から2℃以内の気温上昇に留めることを目標としています。

この2015年に定められたパリ協定の内容は以下の通りです。

世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする
引用: https://www.enecho.meti.go.jp

では、地球温暖化による平均気温上昇により引き起こる悪影響はどのような点なのでしょうか?

最も不安視されている点は、自然災害の増加です。

日本では、ここ50年ほどで降水量が2倍になっているデータがあり、特に短時間に発生する局地的な豪雨が記録されるケースが増えています。
これは地球の平均気温上昇と強い関係があると考えられています。

世界的には、気温上昇などの影響により、大規模な山火事が発生するケースも増加しています。

このような自然災害の増加は、特にインフラなどの整っていない発展途上国では、被害が大きくなる傾向が強く、世界的な課題となっています。

実は地球温暖化の原因は他にある?

世界的な経済発展に伴う、温室効果ガスの増加により、地球温暖化が進行しているという考えが、一般的に広く知られています。

しかし、近年の平均気温上昇は、「人間活動が原因」ではなく地球の周期として、現在、温暖期にあることが理由だとする研究結果もあります。

地球は古くから温暖期と氷河期を繰り返しており、平安時代や縄文時代は今よりも気温がさらに高かったとも言われています。

「現在よりも温室効果ガスの排出量の少なかった時代に、今よりも高い気温が記録されていた」このことから、実は人間活動が原因とは言い切れないという専門家の意見があります。

地球温暖化等を研究する気候学は、比較的浅い学問とされており、地球温暖化の研究については、専門家の中でも意見が分かれており、根本的な原因についてはまだわからないというのが現状です。

根本的な原因が明らかではないため、各国の地球温暖化対策にばらつきがあり、世界的な足並みが揃わないと言えます。

まとめ

地球温暖化の原因については、専門家の中でもいろいろな意見があり、根本的な原因はまだわかりません。

しかし、これから私たちが暮らしていく地球を、より綺麗な状態で保ち続けるために、1人1人ができることを、できる範囲で取り組んでいくことが大切だと言えます。

 

 

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