【島田飴まつり2025】概要・見どころ・日程・開催情報・駐車場・アクセス情報を徹底紹介

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­宮城県黒川郡大和町で毎年行われている「島田飴まつり」は江戸時代から400年以上続く伝統行事です。

今回は「島田飴まつり」の概要・見どころ・日程・開催情報・駐車場・アクセス方法などを詳しく紹介します。

島田飴まつりの概要

引用:https://shimada-ame.jp/

「島田飴まつり」は400年以上前の江戸時代が起源とされており、毎年吉岡八幡神社で行われる縁結びのお祭りです。

「島田飴まつり」では祭りの名前にもある島田飴が実際に購入することができます。

この島田飴は、「島田飴まつり」開催日でしか手に入れることができない限定品となっており、手にすると多くのご利益があると言われています。
そのため、購入するための整理券は毎年約30分で売り切れてしまうほどの大人気となっています。

島田飴は花嫁の髪型として知られる「島田髷(しまだまげ)」のような独特な形をしており、地元の方々が全て丁寧に手作りしている特別なものです。

この独特な形の理由は、島田髷は古くから結婚や良縁、さらには家の繁栄を象徴するとされてきました。
その形を飴に映すことで、「良縁に恵まれますように」という願いが込められており、地域の思いが静かに息づく伝統になっています。

「島田飴まつり」の人気のイベントの1つに「花嫁道仲行列」という奉納行列があります。
このイベントでは、島田飴を八幡様に奉納したかつての行列を再現しています。

この行列での花嫁衣裳の白無垢から色打掛への衣装替えなどの場面はこのお祭り1番の見どころとなっています。

また、「花嫁道仲行列」では周りの観客に向かって島田飴や御神酒(おみき)振る舞われるため、もし島田飴を購入することができなかった人も手にすることのできる貴重な機会にもなっています。

また、「飴宿り落語会」では落語をはじめ、民謡や伝統神楽などの郷土芸能も披露され、祭りをさらに盛り上げます。

「島田飴まつり」の行われる吉岡宿周辺は江戸時代の街並みを今なお感じることができる地域となっています。

もし当日に雪が降れば、歴史ある街並みが一面の白に染まり、まるで時代がゆっくりと巻き戻ったかのような幻想的な光景が広がります。
どこか懐かしさを覚える、この季節ならではの特別な雰囲気を味わうことができます。

島田飴まつりの主なスケジュール

島田飴販売 8:30〜18:00
奉納 花嫁道仲行列 10:00〜12:30
奉納 飴宿り落語会 15:00〜17:00

見どころ

引用:https://www.hokkaido-np.co.jp/

「島田飴まつり」の1番の見どころはやはり「花嫁道仲行列」です。

「花嫁道仲行列」は午前10時から午後2時までの間以下のようなスケジュールにて行われます。

・午前10時より、吉岡宿本陣案内所にて出立式。
・午前11時より、中町通りにて練り歩き。
・午後12時30分より、吉岡八幡神社にて奉納の儀。

この「花嫁道仲行列」では、村人が島田飴を吉岡八幡神社に奉納した昔の物語を実際に再現しています。

この中でも花嫁が白無垢から色打掛への衣裳替えの場面は特に大人気となっています。

*白無垢(しろむく):白一色でまとめられた正礼装で「けがれのないまっさらの状態」を表す。
*色打掛(いろうちかけ):豪華な刺繍などが施された最も格式の高いとされる花嫁衣裳で「幸せの訪れ」などの願いが込められている。

行列の前半は白無垢姿によって、凛とした佇まいの花嫁姿が象徴となり、神聖さを帯びた雰囲気で祭りが進んでいきます。

ところが後半になると、一転して色打掛姿によって花嫁が豪華で鮮やかな姿に変わることで、場の空気が一気に華やかになります。
この演出によって祭り全体の盛り上がりを一段と引き上げることができます。

衣装替えの理由は祭りを盛り上げる演出だけではなく、婚礼の流れの中での大切な意味があります。

前半での白無垢姿には「これからの新しい家庭に入る準備をする始まり」を象徴し、色打掛姿では「その家で幸せに暮らす未来への祝福」を表しています。
この変化を祭り内で演出することによって、「良縁が結ばれ、人生が華やかに開けるように」という願いが込められています。

この衣裳替えのタイミングは参加者たちの一時休憩時間によって行われるため、実際に見ることはできません。
しかし、衣装替えを終え再び登場する際には大きな歓声で迎えられています。

島田飴の購入方法と作法

島田飴の購入方法

引用:https://shimada-ame.jp/

・引換礼販売
午前8時30分より「大和町武道館」で引換礼販売開始
1個2000円(税込)限定1500個
予約は不可 お一人様3個まで

・引換場所
吉岡八幡神社

*先着順のため30分ほどで売り切れることも
*早い人は午前5時から並んでいるとの情報も有り

島田飴のご利益をいただく作法

島田飴のご利益をいただくにはいくつかの作法があります。

①飾る
神棚やお茶の間の目立つ高い位置に飾る
年内は1日に1回良縁祈願の願掛けを行う

②食べる
年明けに鏡開きのように割って食べる
家族みんなで分けると良い
残ったら砂糖代わりに料理に使用可能

島田飴の他にも購入可能な限定品

引用:https://shimada-ame.jp/

・喜利飴
1袋各300円(税込)
島田飴に並ぶ縁結びの飴になり、7つの味が販売されています。(紅白・しょうゆ・バナナ・いちご・抹茶・梅・ハッカ)

・御神酒
1本1000円(税込)限定300本
縁結びがご祈祷された限定品となります。
購入された方にはもれなく縁起の花飾りがプレゼントされます。

・ちりめん風呂敷
1個1800円(税込)

・ロゴ入りキーホルダー
1個800円〜(税込)

島田飴まつり2025の日程・開催場所

日程 2025年12月14日(日)
開催時間 8:30〜17:00
開催場所 宮城県大和町吉岡八幡神社・大和町武道館
住所 宮城県黒川郡大和町吉岡町裏39
入場料 無料
例年の人出 約3000人
臨時連絡先 022-345-3106(島田飴祭り伝承会)

駐車場

まほろばホール

・327台駐車可能 駐車場無料
・会場までの無料送迎バス有り(8:30〜15:00)

大和町役場

・152台駐車可能 駐車場無料
・会場までの無料送迎バス有り(8:30〜15:00)

アクセス方法

東北自動車道大和ICから約3キロ(約10分)

バス

JR仙台駅から吉岡上町にて下車(約40分)
吉岡上町から徒歩5分

電車

最寄り駅は約20キロ以上離れた仙台地下鉄泉中央駅となっているため、ご来場される際はお車やバスのご利用がおすすめです。

まとめ

今回は宮城県黒川郡大和町で行われている「島田飴まつり」について紹介しました。

歴史ある縁結びの伝統行事やここでしか手に入れることのできない島田飴など限定品を求めて一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

きっと素晴らしい御利益に恵まれることでしょう!

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